カードローン使用歴があると住宅ローンに不利?
過去にカードローンを利用した経験のある人は、
住宅ローンを組む時に不利になるのではないかと心配する人がいます。
カードローンを利用すると、
住宅ローンを組む時に不利になるのでしょうか?
特に、家族に内緒でカードローンを利用したことがある人は、
気になるところです。
自分のせいで、住宅ローンが組めなかったら、
家族に申し訳ないという気持ちになってしまいますので。
実際のところ、過去にカードローンを利用したことがあったとしても、
住宅ローンで不利になることはありません。
住宅ローンを組む時に、金融機関からは、
カードローンの借入残高があれば、完済して一度解約するように言われます。
このように金融機関から言われるので、
カードローンは、住宅ローンに不利なのかもしれない?
そんな風に思う人がいるかもしれません。
しかし、そのようなことはありません。
住宅ローンの審査では、「ローン返済率」にもとづいて、返済能力をチェックします。
「ローン返済率」は、次の算式で求められます。
「ローン返済率」= 「年間合計返済額」 ÷ 「年収」
「ローン返済率」が低ければ、審査に通りやすくなります。
逆に高ければ審査に通らない可能性が高くなります。
カードローンを利用したことがあると、この「ローン返済率」が高くなります。
借入残高があれば、「年間合計返済額」の数値が高くなります。
また、カードローン契約をしていると、借入残高が0円であっても、
利用限度額一杯まで借りたものとして計算されます。
そのため、カードローンを組んでいるだけで、
「年間合計返済額」の数値が高くなります。
ですので、金融機関は、この「ローン返済率」がなるべく低くなるように、
カードローンの完済と解約を勧めるのです。
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